大切にしていること
- 自然と遊びが生まれ、
想像力が培われる場 - 「やってみよう!」の
気持ちを応援する場 - 五感を大切にした、
感性を育む場 - 未知の知と出会い、
冒険心を養う場 - 多様性を認め合い、
誰もが仲間になれる場
すべての子どもたちが互いを認め合い楽しく遊べる施設にしたいと思います。
すべての子どもたちが互いを認め合い楽しく遊べる施設にしたいと思います。
心
個々
この場所
こども
友達
parco(公園)
性別や年齢、人種・国籍の違い、障がいの有無など、
異なる背景や特性をもつ人々が互いを認め合い、ともに生きることを指します。
この建築は、障がいの有無や国籍、家庭環境の違いに関わらず、すべての子どもたちに開かれた遊び場として設計されました。
背後の蔵王連峰の山並みに呼応した屋根の下に、屋外の丘やくぼみが建物の中まで自然とつながり、すべての場所が公園のようなのびやかな遊びと学びの場となっています。
入口を入ると、正面に象徴的な体育館の木造ドームが訪れた人を迎え、運動する子どもたちの様子と、屋根の外の風景とが一体となって感じられます。隣にある大型遊戯場とはゆったりとしたスロープでつながり、建物全体を回遊できます。
また、インクルーシブな視点から必要となるスロープや手摺、誘導ブロックなどが、ただバリアを解消するだけでなく、誰にとっても新しい遊びや学びのきっかけになるようにデザインしました。野山で自由に遊びを発見するように、試してみたい、探検したいという気持ちが自然と生まれる、多様な遊びを触発する空間を目指しています。